水割りニッポン
「水割りニッポン」
この言葉に、とても今の時代を感じた。
たまたま人のところでフローリスト1月号掲載の谷口正和の「時代ウオッチング」という記事で見かけたものだ。
簡単につまむと、日系流通新聞の調査によると20代は30~44歳世代よりも和風志向だということ。
しかし、その日本文化をそのまま取り込むのではなく、あたかも濃い日本文化の原酒を水で割ったように薄めて取り込んでいる。
それは今の生活になじみやすいという事と、堅苦しい「型」を嫌い、何年も学び続けるという手順を好まないからだろう。
だから書道の基本がなってなくても「味のある字」などと言ったり
作って数ヶ月の松でさえ「盆栽」となり
抹茶を飲むことは、全て「茶道」気分になるのだろう。
精神や、その歴史という部分を抜いてしまうと、とても文化としては貧しいのだけれども
けれども、そこには自分たちにマッチする空気感・雰囲気は確かにある。
茶道、書道、華道、武道など「道」を究めようということではなく
一生掛けて続けるとか
終りが無いとか
そんな長さではなく
楽しいだけで良いんじゃないかなぁ。
そこからしか道へ進もうとする人は居ないんじゃないだろうか。
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